どうも、うみです。
来訪日:2022年10月30日‐11月2日
こうして今書いているのが2023.2/11とまあだいぶ日は経ってしまいましたが旅行時に撮影した写真とメモはちゃんと残っているのでバスの乗り方や実際に行ってみてわかったことなど、世界遺産・VIGAN旅を複数回に分けてシェアしていきたいと思います
歴史都市・VIGANとは?
イロコス、スール州の州都。16世紀のスペイン統治時代に建設された古き都で、1999年に町の一画が世界遺産に登録されました。スペイン風の古い街並みが残るのは、石畳の「クリソロゴ通り」周辺で二輪馬車のカレッサが走る姿は往年の古き往時を偲ばせてくれます。通り過ぎる家々は、スペイン統治時代に建てられたバハイ・ナ・バト(石造りの家)で、まるで映画のセットのなかに迷いこんだような気分に浸ることができます。
ビガン | 【公式】フィリピン政府観光省
ビガンについての詳しい説明や歴史背景は公式様をご覧くださいませ。
わたしの事前情報としては、
ヨーロッパ風の街並みが見られる!?移動手段は馬車!?いやいや、ここはフィリピンですよ。移動手段はタクシーとジプニーでしょ。
このくらいの浅い、本当に浅~い知識だけだったのですが、調べていくうちに
(どうやら本当にスペインの雰囲気らしいな…しかも世界遺産認定されているではないですか!)
せっかく旅行するなら世界遺産を押さえておきたい!(いつか世界遺産検定受けたい…!)
はい。即来訪決定です。
友達には「あまりにも遠すぎる」という理由で断られてしまいました…。
留学1ヵ月でどれくらい語学力が伸びたのか試してみたいなという思いもあり一人で行ってみることに…。早速、旅の準備に取りかかりました。
旅行数日前
事前調査を開始
バギオからビガンは距離にして約200㎞。バスでの移動になります。
いやーさすがに遠いわ。断った友達の意見も納得。
まずはバスの出発時間を調べるため、事前にバスターミナルへ行って情報収集。BAGUIO→VIGANの直行便は1日1本のみですが、BAGUIO→LAOAG(ルソン島最北端方面)は数本出ています。これはかなり有力情報。
BaguioとVigan以外の地名がどこなのかさっぱりわからないのでとりあえず写真だけ撮ってあとで調べるスタイル。日中にターミナルへ行くとかなりかなり混雑しているので要注意です。
バスターミナルの場所はこちら。
旅行前の聞き込みで得たこと
語学学校の先生たちもバスの詳しい時間帯や金額まではわからないようだったので実際にバスターミナルに行ってみて不明点の解消を…。そして得た情報がこちら。
- バス会社はPARTAS
- 所要時間は約5時間
- 日中は渋滞するのでもう少し時間がかかる場合あり
- 予約不要(当日1時間前から窓口で販売開始)
- バギオ→ビガンの金額は480ペソ
移動時間の長さと現地での滞在時間を考慮し、
朝6時発のバスに乗ることにしました。
当日
ターミナルチケット購入
バスターミナルまでの移動はタクシーで。余裕を持って4時過ぎに出発です。深夜?早朝なので捕まえられるかかなり不安でしたが、数分で通ってくれて無事バス停にまでたどり着けました。心配な場合は割高ではあるけどgrabで呼び寄せることをおすすめします。
さて、しばらく窓口付近で待っているとぞろぞろと列が。事前情報通り、1時間前になると発券が始まります。
この時点で5A.M. 結構乗る人いるんだな…。でもまあさすがに満席になりそうってほどではないです。
こちらがビガン行きのチケット!
窓口のおじさんが慣れた手つきで穴を開けてくれました。バスの管理番号や、日付、金額などなど。座席は15です。(そこは手書きなんかい!)
よく見るとThank youのところにも穴が開けられてるwなんだか笑っちゃいました。
実は大型台風が接近中で、これからかなり荒れるかもしれないな…みたいな前兆の雨。フィリピン南部では洪水が起こったりひどい被害も出ていたので、わたしは北部へ逃げる作戦です。バスはこんな感じでちゃんとしています。結構きれい。
いざ、乗車!
フィリピンのバスってどうしてこんなに寒いんでしょうか?頭上の冷房をオフにしたとて寒いものは寒いので、必ず、必ず、羽織れるものを持っていくことをおすすめします。あと長旅でお尻やられるからクッションを持参しました。敷いたり、背もたれにしたりマクラの代わりにしたりとなかなか良かった。バス移動を快適に過ごすための対策は必須です。
4時間休憩なし
はい、長旅始まりました。意外とお客さんの乗り降りが激しいです。2時間ほどでビガンから一番近いビーチ、サン・フェルナンドに到着。乗りたい人がいれば、街中のバス停にも停まります。
バス停で長めに停車しているので
(あ、休憩かな?トイレでも行っとくか~)
なんて思ってひょこひょこ降りようとしたら、まだ休憩スポットではなかったらしく、
ちょ、おま!ビガン行くんだろ?まだだよ!あと3時間あるよ!
なんて言われたり笑
そんなこんなで出発からかれこれ3時間半ほど経った頃にようやっと休憩です。
ドライバーさんたちの休憩所?駐車場みたいなところで一旦休憩タイム。お土産屋さんと、「衛生面大丈夫そう?」みたいな食堂が1軒ずつ併設されています。あまりにも質素な感じで写真撮ることすら忘れました。
フィリピンのトイレにペーパーがないのは当たり前なんですけど、ここはまさかの
水すら流れない。
おばちゃんが入口でバケツ持ちながら見張っていて、終わったら手動でザバーンと流してくれます。恥
どうやら、ここ数日の天候不良で断水していただけようで帰路で寄ったときは流れるようになっていました。ホッ。
長距離バスの謎文化
何時に出発するのかわからないのと、どの人がドライバーさんだったかわからない(おじさん全員同じ顔に見える)状態なので、ささっとバスに戻り、ぼーっとしていると…。
来るわ、来るわ。知らん人が。
バナナチップスとかローカル焼き菓子を売りにきたり。いや、それくらいならわかるんですけどね…。これはなんなんすか。
どーん!
ウズラですか?
どうやって食べるん?
え?ナマ?茹でてある?
ところでおいくら?
聞きたいこと山ほどあるし、めちゃくちゃ興味ある…。だがしかし寝起きで頭働かない&これ食べたせいでビガン旅を台無しにしちゃ困るので、やめておきました。何だったんだ?
そんなこんなで往年の名曲「カントリーロード」の流れる車内での長距離移動も終盤。いつの間にか景色は畑だらけになり、バギオではあまりお目に掛かれないトライシクルも増えてきました。
帰路のバス
ビガンのバスターミナルで見つけた帰り便のスケジュールがこちらです。
各便30分の幅があるのは、始発ではなくLAOAGから乗り入れるバスだからです。11:30-12:00発のバスに乗るために11時からターミナルで待っていたけど、実際バスが到着したのは12:30頃でした。
支払いのタイミングも行きの便とは異なり、ビガン→バギオの場合はバス車内精算でした。ややこしいし遅れるし不安要素しかなかったけど現地の人や警備員さんに聞いて無事バギオ行きに乗って帰ることができました。めでたし!
以上、バギオ⇔ビガンのバス事情についてでした!ビガン観光編は次の記事で!
Umi
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