タスマニアに移住して早々、あっさり駐禁を切られた残念ワーホリ勢うみです。
どうもどうも。
今回は駐禁を取られてAU$50を請求されたけど、申請したらお金を払わずに済んじゃった!というラッキー体験談をお伝えしたいと思います。
ちなみに先月はフィッシング詐欺に遭ってお金を取り返した話を書きました。常にギリギリでどうにかこうにかしぶとく生き延びています。
この国は主張すれば結構意見が通るのか…?(完全にわたし個人の見解です)交通ルールを守って運転することが大前提ですがもしも駐車違反を取られてしまったときに試す価値はあると思うのでどなたかの参考になれば幸いです。
それでは見ていきましょう!
オーストラリアは違法駐車に厳しい
よく言われることですが、オーストラリアは違法駐車にとにかく厳しい。これは紛れもない事実です。田舎のエリアはフリーパーキングが多いので道路にいくら停めようがなにも言われないのですが、少し栄えたエリアに入った途端に駐車標識がややこしくなります。そして結構頻繁に路駐チェックをしているのです。


ほらもうぜんぜん理解できない…。
でもちょっと言い訳させてほしい。
正直初めて訪れる都市をひとりで運転しながら路上パーキングの空きを探しつつ、後ろの車のことも気にしつつ、駐車標識を瞬時に読み込んで縦列駐車することなど不可能では…?基本的にあまり冒険せず街から少し離れた住宅街のようなところに停めるのがベターだと思っています。
わたしはこの方のブログで駐禁標識について学びました。

駐禁切符を切られた経緯と対策
土地勘のない街で駐車するときは細心の注意を払う必要があります。それを怠った結果わたしは駐禁切符を即切られました。
いかにも見張りが多そうな立地
違反を取られた駐車場はドラッグストアの地下にあるショッピングビル併設の駐車場です。
Salamanca Square Car Park
毎週サラマンカマーケットという土曜市が近く開催されるような人の集まるエリアなのでよくよく考えると無料で停められるような場所ではありません。


そしてわたしはこの駐車標識と駐車料金を事前に払うための機械をすっかり見落としたまま街へ繰り出しました。(はあアホすぎ…)
標識と機械は必ずチェックすべき
先ほどから当たり前のことを書いていますが、初歩的なことをやるだけで駐禁は防げます。
視界には入っていても英語で書かれているとなんだか自分には関係ない気がしてついうっかりスルーしてしまうのはわたしの悪い癖です。(海外在住者としてあるまじき致命的思考)

バウチャーって書いてあるから飛行機のクーポンみたいに何かもらえて3時間までなら停めていいのかな~っておもった~(安易)
料金先払いに要注意



はい、こんなに大きく書かれているのに支払わずに停めました。ごめんなさい…。
ちなみにこのパーキングのルールはこんな感じ。
・月曜日から日曜日(つまり毎日)8:30-18:30まで最大3時間まで利用可能
・1時間$3.3
・駐車したら必要情報(エリアの番号や車のナンバー等)・希望する駐車時間を入力して先払い
・支払いはクレジットカードまたは専用アプリから
・機械から出てきた紙をフロントガラスから見える位置に置いておく
駐車料金を払い忘れるとこうなる
張られます。車のフロントガラス・左ミラーらへんに。

しばらく気が付かずそのまま車を走らせて、数時間後にまた乗ろうとしたときに気が付きました。

不運からの大逆転劇

オーストラリアでの車両違反は警察ではなく地方自治体管轄らしいです。というわけで、City of Hobartにメールを送ってみました。
ダメ元で問い合わせ
実際に送ったメールがこれ。車に張られた違反レシートも写真で添付してみました。

駐車料金免除のお願い
・わたしはホバートを訪れている観光客です
・レンタカーを駐車中に違反をしてしまいました
・ここを訪れるのは初めてで駐車ルールを理解していませんでしたごめんなさい
・今後はこういうことがないようにするので免除していただけませんか
こんなシンプルわがままな内容をCouncilへ送っていいものか…と思っていたら思いのほかすぐに返信が届きました。
免除に関する前向きな返信が来た!

届いた内容の要約がこちら。
違反に関するお問い合わせについて
・状況によっては違反の取り下げを検討することが可能です
・取り下げを検討するために運転免許証のコピーを送ってください
・条件が満たされない場合は違反金を支払うか裁判官による判断を選択する必要があります
・期限内に対応してください
免許証を差し出すか、支払うか…ん?裁判官?(ちょっと話がオオゴトになりすぎでは…)というわけで免許証の写真をメールで送ってみました。
本当に違反金の支払いを免除してもらえた!

免除決定のお知らせメールがこちら。
・タスマニア州以外の運転免許証のコピーを確認しました
・この違反は一度限りの特例として取り下げられました
・これ以上の支払い・対応は不要です
・タスマニアで運転をする際の駐車ルールを再度確認してください
違反金の支払い免除は、初回であること・観光客であることが決め手のようです。確かに州によって交通ルールが異なるのでこのような特例措置があるのかもしれないですね。それにしてもタスマニア・ホバートのParking Investigations Officerの対応、とても迅速ですばらしすぎる!ありがとうございます。
あとがき
たかが$50、されど$50。
異国の地での勉強代だなあ…払うかあと思いましたが、免除してもらえるならそれに越したことはありません。オーストラリア観光・ロードトリップの際の隠れライフハックとして覚えておいて損はないかも?(もちろん安全第一・無事故無違反が大前提です!みなさまご安全に!)
Umi
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