まるでヨーロッパ?バギオ留学中の学生におすすめなフィリピンの観光地ビガンの街並みと訪れるべき観光スポット

ヨーロッパ風の街並みが見られるフィリピンビガンの街並み フィリピン
ヨーロッパ風の街並みが見られるフィリピンビガンの街並み


どうも、うみです。


前回のバギオ→ビガンへのバスの乗り方徹底ガイド編に続き、今回はビガン観光編です。

来訪日:2022年10月30日-11月2日

前回の記事はこちら

【世界遺産へ女子一人旅】バギオから行くフィリピンの歴史都市「ビガン」バス旅徹底ガイド
フィリピンバギオからヨーロッパ風の街並みが美しい世界遺産都市「ビガン」へバスで5時間かけて女子一人旅をしてきました!2022年最新のバスの運行スケジュール・金額・乗り方を徹底的に解説します!

ビガンに到着

思っていたよりフィリピンじゃん


フィリピンには世界自然遺産3件と世界文化遺産3件がありますが、今回訪れたのは世界文化遺産のひとつでスペイン統治時代の街並みが残る「ビガン歴史地区」。太平洋戦争で甚大な被害を受けたフィリピンの中でも珍しく戦禍を免れた地区とされています。

さて。バスターミナルに到着したのが11AM。チェックインまで少し時間があるので、まずは徒歩散策。バギオと比べると暑いです。この日は気温27度ほど。

ヨーロッパ風の街並みはクリソロゴ通り周辺のみのようで、大部分は雑多なフィリピン全開な街並みが主体。

フィリピンのバナナ
斬新な光景を目の当たりにしてつい撮影


バスターミナル周辺は車、バイク、トライシクルで溢れ返っていて渋滞もひどい。

ビガンの街並み
ビガン・バスターミナル付近


移動手段は?

バギオでの移動手段はタクシーやジプニーがメインだったけど、ここではトライシクル(かご付きバイク)がメイン。

フィリピンのトライシクル
便利な乗り物・トライシクル


トライシクルのお兄さんに聞いてみたら、

タクシーは値段高いし、ツーリストはぼったくられやすいヨ!あと、台数も少ないからなかなか捕まえられないと思う!

とのこと。

結局タクシーを使うことはなかったので金額についてはわからなかったけど、確かに圧倒的に台数が少ない。ジプニーもそこまで多くない印象でした。1~2人旅であればトライシクル移動で問題ないと思います。雨もしのげるし。

※3人での移動の場合は1台のトライシクル乗せてもらえることもあるし、分かれる場合もあるので応相談。

※トライシクルは1台3時間チャーターして600ペソでした。参考までに…。少しは慣れた場所でもピンポイントで行けるのでおすすめ!観光している間は近くで待っていてくれます。

フィリピン・ビガンの街並み
だんだんと欧風になってきたビガンの街並み


10分ほど歩くと街並みに変化が。石畳の通りが増えて、建物も心なしかヨーロッパ風になってきました。この写真はメイン通りではないので車両・トライシクル共に通行可能ですが、メインのクリソゴロ通りはエンジン付きの車両通行が禁止でカレッサと呼ばれる観光馬車だけが通行を許されています。

徒歩で中心街を観光

クリソロゴ通り

こちらがメイン通り。お土産屋さんや飲食店が立ち並び、雰囲気が一気に変わりました。直線で400mほどなのでお店を覗きながら行ったり来たり散策にはちょうどいいサイズ感の街並みです。

フィリピン・クリソロゴ通り
1番のお気に入り写真!
フィリピン・ビガンのクリソゴロ通り
いい雰囲気


オシャレな感じでミスドもある。こちらの方々、甘党多いしドーナツはポピュラーなスイーツです。

フィリピンのミスタードーナツ
オシャレなミスド
フィリピン・ビガンの街並み
やはりここはフィリピン


カレッサ(馬車)

フィリピン・ビガンの街並み
カレッサ待機場所


ここはカレッサの待機スペースになっていてお馬さんたちが整列。圧巻でした。

においどうなんだろ~って思っていたのですが、そこまで気にならなかったです。しっかrとキャッチされるようにカバーがついていて、街の衛生面もGOOD。さすが世界遺産地区。そのへんはしっかりしています。

ビガンの街並みとカレッサ
尻尾のしたにあるのがカバー


カレッサの撮影ができれば大満足なのでわたしは利用しませんでした。日本で言うところの人力車の位置づけかなあ。ローカルな移動手段というよりは観光客相手という感じ。

すばやい脱輪修理風景


被害の影響が心配

現地の今

写真は、クリソロゴ通りから1-2本横にそれた通り沿い。

▽世界遺産にも被害

 27日夜の観光省発表によると、ルソン地方北部の観光名所となっている歴史的建造物にも被害が及んだ。国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)に世界文化遺産として登録されている南イロコス州ビガン歴史都市=16世紀に建設=では、キリノ第6代大統領公邸としても利用されたシキア大邸宅博物館の一部側面の壁が崩れ、窓ガラスが破損した。

「日刊まにら新聞」ウェブ

記事の通り、来訪日の2022年10月30日時点でも倒壊したままの建物や剥がれた屋根や外壁がそのままの状態になっているところも多々ありました。負傷者もかなり出たようで…。歴史的建造物の多くにも影響が出ていて今後も心配です。

主要観光スポットが被災

セント・ポール・メトロポリタン大聖堂( Metropolitan Cathedral of the Conversion of St. Paul)


白い外壁が美しいビガン屈指の観光スポット「ビガン大聖堂」。なのですが、現在立ち入り不可となっていました。残念。(2022.10/30)

過去にも何度か損傷被害を受けており1800年頃に再建して現在の姿になったようですが、またしても…。重機が置きっぱなしになっていますが工事が進められている感じは受けませんでした。

ベル・タワー(Bantay Bell Tower)



メトロポリタン大聖堂から1.5㎞ほどのところにある「ベルタワー」。トライシクルに乗ればよかった~と思いながら徒歩で行ってきました。町の見張り台としての役割があったようです。塔の上から撮った景色を載せている投稿も多かったので当然登れると思ったら、近づくことすらできませんでした。理由は、倒壊寸前で危険だから、だそう。こちらも残念。


教会敷地外の脇道からだと少し近くで見ることができる。ちょうど牛さんも入り込んでくれました。

バンタイ・チャーチ(Bantay Church)


上記で紹介したベルチャーチのすぐ隣りにあるバンタイ教会。1950年に再建され、イロコスル地方のなかでも最も古い教会のひとつだそうです。


レッドホースビール像(Red Horse Beer Statue)


ベルタワーとバンタイ教会のついでに寄ってみました。フィリピンを代表するサンミゲルのストロングビア・Red Horseの像があるとなればそれは行くしかないです。

電線が邪魔すぎる。

まあそんなところもフィリピンらしくて好きです。


バイセンテニアル・パーク(Bicentennial Park)


ビガンの中心地へ戻る帰りにたまたま見つけたバイセンテニアルパーク。大きなスタジアムと川の横に整備された公園で遊具もあるしピクニックをしている家族もいて大人も子供も楽しめそうでした。

日帰り旅は可能か

数時間あれば一通り観光できますが、なんせ遠いので最低1泊はほしいところです。わたしは学校の休日と祝日で時間が取れたので2泊しました。結果的にバスの時間に左右されず、のんびり自由にプランを組めたので2泊3日でよかったです。


次回の記事では図らずも遭遇した街のビッグイベントについて書いていこうと思います!

では!

Umi

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